はじめとぼんちゃん
はじめとぼんちゃんは、私が捕獲器を使って保護した野良猫です。
どちらも近所にいて、お喋りな所や月齢が近い所から、勝手に兄弟なのではないかと思っています。
はじめの野良猫時代は散々でした。
今でもそうですが、ご飯がとにかく大好きでいっぱい食べたくて。
頑張って人間にもらいに行ってみたけれど、大人数で追いかけまわされ、棒で突かれ。。。
そんな、あまりの状況を見かねて、急いで保護する事にしました。
保護してからも、家の中でずっと逃げ回っていています。
ご飯は、人一倍?猫一倍?食べますが、それ以外は私に近付く事もなく、身を潜めます。
慣れないおもちゃ遊びも最初は警戒していました。
でも、徐々に遊ぶのが楽しくなってきた様子で、ご飯と遊びの時は、少し距離を縮められるようになってきました。
他の猫等と喧嘩する事もないけれど、積極的に関わる事もなく、1人で過ごすのを好んでいました。
しばらくそんな時が続いてから、ぼんちゃんがやってきます。
他のどの子よりも、1番ぼんちゃんに興味を示し、何度もケージに近づいていました。
兄弟の血を感じるのか。。。
ぼんちゃんが全ての部屋を行き来するようになった頃には、はじめはぼんちゃんと一緒に行動する事が増えていきました。
おもちゃを追いかけっこして遊ぶ時も、仲良く取り合いをしています。
ぼんちゃんが寝ていると、側に寄って寝てみたり。
はじめの変化はそれだけに留まりません!
ぼんちゃんは、初対面の人間にでも平気ですりすり撫でてもらいに行きます。今まで知り合いだったかのように。
そんなぼんちゃんを間近で見るはじめに、小さな変化が生まれていきます。
まず、確実に今までより距離が確実に縮まりました!
私が横を通る時でも逃げない事が格段に増えました!
嬉しすぎる!
そして!!!
なんと!!!
ちょっとだけなら触れるようになりましたー!
びっくりしてしまう事もまだあるけど、平然としている時もあります!!
これは、本当に物凄い進歩なんです😭
いつか、はじめに人間の手は怖くない。
撫でられる事は嬉しいなって思ってもらいたい。
いつか、本当の意味で人間を許してほしい。
贅沢な願いかもしれないけれど、いつかいつかできるならば。
はじめに、それだけ大きな変化を与えられるぼんちゃんって、一体何者!?
マイペースなようで、周りも巻き込んでいくぼんちゃん。
まだまだ何か隠れた才能がありそうです(笑)
皆んなの個性に驚かされ、学び、癒されています。
朝陽とぼんちゃん
ベッドでポージングするはじめ
(ベッドで寛ぐのは初めてです)