ぼんちゃんのトライアル!
まず先に!!!
私、今日は泣きませんでした!!!!(笑)
泣きじゃくり譲渡を覚悟していましたが、一粒もこぼさず、無事に終えました!
(一安心)
今日は朝ごはんの時から、ぼんちゃんとの会話は新しいお家に行く内容ばかりです。
心なしか、いつもより甘えん坊なぼんちゃん。
ちょっと用事するからと言っても、一向に離れてくれません。
今日はくっついて寝る!!とでも言いたいかのよう。
昨日のうちに、爪も切り、目くそも取って(笑)、ぼんちゃんは準備万端です。
午前中に譲渡予定だったので、私は必要書類やぼんちゃんが好きだったオモチャやフードのお裾分けを準備し、私自身も用意し、いざ出発ー🚗💨💨
片道1時間の距離です。
車に乗せられたぼんちゃんは、、、、、
病院は嫌だー!!!病院は嫌だー!!!と何やら勘違いをしながら、ずっと鳴いています。
キャリーの網目から手を出すと、必死にすりすり。
「今日は病院じゃなくて、ぼんちゃんの本当のお家に行くんだよ」
と言っても、まだ何だかピンときていない様子。でも、明らかに病院の時の様子とは違い、少し落ち着いていました。
見慣れない流れる景色を見てみたり、時にゆっくりしてみたり、私の服を引っ張ってみたり。
1時間のドライブでぼんちゃんは何を考えていたのでしょう。
無事にお家に到着し、
ピンポーン♪
「はーい!」
今はお子様ご主人様はご不在で、奥様が出迎えくださいました。
ぼんちゃんのためだけのケージや、トイレ、爪研ぎやオモチャ、ご飯におやつ。
脱走防止策も色々考えてくださっており、何だか嬉しくてくすぐったくなりました。
もしかしたら必要になるかも!と、トイレも2つあったり(我が家よりVIP待遇)、爪切り等のケア用品。
本当に万全と言える体制で準備してくださっていました。
それでも、私が到着すると
「聞きたい事が、、!!」と。
もう、いくらでもどうぞ!!ですよね。
と、その前に肝心なぼんちゃんを一室に放して様子を見てみませんか?とお伝えし、ぼんちゃんを解放。。。
「んー!長旅疲れたにゃー」とでも言うように呑気に出てきて、でも、ここはどこにゃ?から始まり、ぼんちゃんのお家探索開始!!!
解放前にトイレの場所だけはしっかりと見せておきました(笑)
まずは、部屋の隅から隅をくまなく、漏れなくチェックしています。
しばらくはこの様子だろうと思い、この間に譲渡契約書を交わします。
内容を説明して、ご記入いただいていると、、
ザッザッザッ
砂をかく音です。
ぼんちゃん、早速おトイレしています(笑)
「賢ーい!!!!!」
その言葉に、何故か私が自慢げ(笑)
しばらくすると、また
ザッザッザッザッ
ん?何だろう?
ぼんちゃん、、、早速うんちまで。。。
ぼんちゃん、もはや余裕です。
そして、領収書もお渡しし、手続きは一通り終わったところで、ぼんちゃんが移動を開始します!
大きなテレビ台の上までハイジャンプ!!!!
これには、さすがに
「ひゃーっっっ」となっておられました。
登れそうな所も一通り登ってみたり、かくれてみたり、ぼんちゃんは満喫しています。
いい隠れ家発見にゃ
そして、ぼんちゃんの生活サイクルや爪切りの仕方、ご飯の量、危険な場所の確認等、気になる事は全部聞いていただきました。
ぼんちゃんは、ちょっとおやつももらって、一瞬で平らげます。
お伝え忘れ、渡し忘れもなし!
質問も一旦は以上!
また気になる事があれば聞いてもいいですか?との事で、もちろん大歓迎です!!
そんなこんなで、遂にぼんちゃんにお別れを言う時が。
その頃すでにまったりモードのぼんちゃんでしたが、私がお別れを言っていると、目が大きくなっています。
ぼんちゃんの一生のお家が見つかって良かったね。もっともっと幸せになるんだよ。
私が、ぼんちゃんを保護して、初めての夜。
ケージの鍵を開けて抜け出してきたぼんちゃんを初めて触った時の事がすごく印象に残っています。
砂まみれで、毛はザラザラゴワゴワ。パサパサしている毛並みに涙が出ました。
毛質の違いはあれど、うちにいる他の子でこんな状態の子は誰一人いません。お腹もぐっと窪んでいてガリガリ。
それから、毎日シートで体を拭いて、汚れを取って、いっぱい撫でて、しっかり食べさせて、、、
今日、初めて里親の方に撫でてもらった時に
「毛もつるつるー♪」
と言っていただけて、何だか色んなシーンが頭をよぎりました。
もう、ぼんちゃんは大丈夫😌
心からそう思いました。
夕方以降にはお子様やご主人様が戻られるので、その時の様子も教えてくださるそうです。
何だか、親戚が増えた気分だなぁ。
保護施設の譲渡って、こんな親戚が色んなところに増えていく感じなのかな?
素敵な里親様に巡り会えて本当に良かった。
ぼんちゃんに会えて、本当に良かった。
ありがとう。
最後のなでなで
最初のなでなで