あさひおばあちゃんの腫瘍の色がピンクから変色していたのがどうしても気になり、昨日急遽午後診で病院へ行って来ました。
初日は倉敷市保健所から近い病院で初診を受けました。
今回は、私が普段通っている病院へ、腫瘍の詳細診断、手術詳細相談、セカンドオピニオンを兼ねています。
変色した腫瘍の正体は、血が滲んでいたからでした。
おそらく、気になるから舐めた結果、出血したのでしょう。
猫の皮膚の腫瘍は悪性である可能性が高いと言われています。
触診で腫瘍の深さ、他への転移を慎重に確認します。
結果、リンパに疑わしい腫れぼったいものはあるそうです。
ただ現状は転移と断定はされず。
腫瘍の形状から、肺への転移の可能性があるとの事で胸のレントゲンを撮りました。
結果は、転移なし。
良かった。
軟骨の状態から、やはり年齢は10歳以上で確定となりました。
そして、腫瘍の深さと手術について。
ここで先生から、
「本当に手術をしますか?」
と質問されました。
軽く混乱しながら、詳細を聞きます。
現状、オペをするとしたら、1番消極的なオペで腫瘍を取り除いたとして、指2本は確実になくなります。
消極的なオペなので、再発する可能性もあります。
また、残りの指2本で上手く歩けるかどうかは分かりません。
手術をする事で歩けなくなるかもしれない。
もっと積極的に腫瘍を取り除くと指全部を切らなければいけません。
リンパの疑わしい腫れも除こうと思ったら、右後ろ足の断脚が必要です。
私は怖くなって、もし手術をしなければどうなるか聞いてみました。
今も痛みは伴っている状態で、これが続き、次第に腫瘍が大きくなり、足が着けなくなるだろうと。
そして、他へ転移していくだろうと。
舐めて出血する事も繰り返す事になります。
でも、今の歩ける状態は少しでもキープしてあげられる。
それを含めて、
「手術はしますか?しませんか?するなら、どこまでしますか?いつしますか?を決めてください。」
と言われました。
私の選択で歩けなくさせてしまうのは、とてつもなく怖い。
でも、痛みのあるままズルズルと過ごさせるのも怖い。
唯一決まっている事は、積極的なオペはしないという事だけです。
私は、猫でも人でも死はごく自然な事で、無理矢理ねじ曲げて回避しようとするものではないと考えています。
それは、子猫だからとか老猫だからとか、年齢は関係ありません。
病気になって死を迎えるのも、ごく自然です。
それに抗おうとして、長い治療や大きな手術を繰り返す事は、それこそ猫にとっては苦痛でしかなく、信頼できるものもなくなり、心を閉ざしてしまうのではないかと思います。
でも、だからと言って、痛みや苦しみの緩和措置はしっかりしてあげたい。
痛みや苦しみが出来るだけ少なく、穏やかに暮らせる時間を出来るだけ長く作ってあげたい。
その思いがあるので、再発の可能性はあれど積極的なオペはしません。
では、そもそも手術はするのか?しないのか?
するなら、今するのか?もっと酷くなるまで待つのか?
手術をするメリットは、病理検査が出来るので、今後の見立てが出来るという事です。
でも、そうすると指2本はなくなっています。
お家に帰って、キャリーから解放されると、ドテドテとしながらも部屋中を歩き回るあさひおばあちゃん。
棚やソファに飛び乗るあさひおばあちゃん。
この自由を私が奪う権利はない。
私は、どうしたらいいですか?
ソファで寛ぐあさひおばあちゃん
ちまきちとふさたろうが仲良く日向ぼっこ
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