CozyCatShelterのブログ

猫の保護活動を始めました。保護施設Cozy Cat Shelterと老猫ホーム「気ままな猫の家」をしています。進んでいく上で数多く悩むと思いますが、応援よろしくお願いいたします!

黒ベエの去勢手術

※今日の画像には閲覧注意のものがあります。

苦手な方はお控えください。

でも、多くの方に届いてほしいです。

 

昨日深夜、妊娠しているだろうサビ子のTNRを早急に完了させるため、捕獲器を設置しました。

 

明け方。

カタン

捕獲器が動いた音がします。

 

様子を見に行くと、扉が閉まっています。

 

入っていたのは、黒ベエ!!!

 

私が行くと、

「急に出れんくなったー」と鳴きます。

とても落ち着いています。

 

捕獲器に入って、怖がるでもなく、慌てるでもなく、こんなに平常運転な子は初めてで驚きました。

 

一旦室内に入れて、病院が開くのを待ちます。

黒ベエがお家にいるのが何だか不思議です。

 

黒ベエはこのまま、去勢手術を実施し、耳カットもして、数日はCCSで経過を見ます。

黒ベエが室内にいる間に、引き続きいつものご飯場所に捕獲器を仕掛け、目的のサビ子の捕獲に臨みます。

黒ベエばかりが捕獲器に入ってしまうのを防ぐ意味もあります。

サビ子を保護できた頃には、黒ベエと交代にしてケージを使えるかなと考えています。

 

いざ、病院へ連れて行き、預けます。

 

ここまでは、預けている間に書きました。

 

ここからは、お迎えに行った後、書いています。

 

お迎えに行くと、今まで見た事ない程、黒ベエが捕獲器の中で激しい威嚇をしています。

 

近くで見ると。。。

 

私は言葉を失いました。

大量出血。血の塊が落ちている程。

 

オスの去勢手術は、本来精巣を取り除くために数ミリ切開します。

こんな事態になる事はあり得ません。

 

怒りと恐怖を抑えながら、先生を問い詰めます。

返ってくる答えは、

「切ったので、これぐらい出るんです。」

の一点張り。

 

出ません!!!と大声で言いたかった。

とにかく、安静にさせようと急いで連れて帰りました。

 

ケージに入れると、トイレの縁に鮮血が着きます。

先生は、「もう出血は止まっています」

と言いました。

全然、そんな事ない!

これは、完全に医療ミスです。

 

色んな繋がりのあるTNRの大先輩方に見てもらっても、こんなの見た事ないと言われるばかり。

 

後悔やら謝罪やら、黒ベエに申し訳ない気持ちで居た堪れなくなります。

 

もう2度と、他の子に同じようなことが起きないためにも、詳細を記載します。

 

『西平動物病院』倉敷市

口コミは、良い悪い分かれています。

病気に対しての処置は期待できません。

ワクチンや去勢、不妊手術は問題ありません。

(今までにも何度も利用した事があります)

ただし、これは先生が年配の院長先生の時の話です。

最近は、現役引退される予定なのか若い先生に引き継ぎをされていました。

今回は、初めて、若い先生のみで執刀でした。

 

本来、去勢手術は出血もさほどなく、回復もすぐです。

通常、今日明日にはリリースできるぐらいです。

それなのに。

 

言い訳にもならない事を、繰り返し言うのみ。

まさか、まさか、去勢手術でこんな事態になるなんて。

 

どうか、どうか、2度と西平動物病院のその若い先生による手術で、あり得ない事態になる子がいませんように。

 

お願いです。

他の病院に連れて行ってあげてください。

 

ケージの中に入ってお怒りの黒ベエ

f:id:worldtrip216:20210823194732j:image

本当にごめんね。

私の判断が悪かった。

私が痛い思いをするならいいけど、痛いのは黒ベエ。

本当にごめんね。

居た堪れない。

 

お迎え後の異常事態

f:id:worldtrip216:20210823194957j:image

 

ケージの中の各所が血塗れ

f:id:worldtrip216:20210823195244j:image

f:id:worldtrip216:20210823200507j:image

血が止まってるだなんて、どの口が言ったのか。

黒ベエがこのあと、何事もなく回復しますように。

 

また、私に前みたいに笑ってくれるだろうか。