CozyCatShelterのブログ

猫の保護活動を始めました。保護施設Cozy Cat Shelterと老猫ホーム「気ままな猫の家」をしています。進んでいく上で数多く悩むと思いますが、応援よろしくお願いいたします!

カナダの動物福祉

先日、我が家での至って平和な日々をお伝えし、もちろんそれは継続され続けています。

 

それだけでなく、現在は倉敷市保健所の猫舎も収容されている子がおらず、とても平和です。

年末には新たな子が3匹入っていましたが、程なくして全員お家が決まり、穏やかな日常になっています。

 

こんな状態が、倉敷市保健所だけでなく、全国のあらゆる保健所も同じようになればいいのになぁ。

 

物事を変えていく始まりの時や、変えている最中は、何事も本当にしんどくて大変で辛い事も多くて、前のままで良かったとか、今からでも戻した方が楽なのではないかと思いますが、変わってしまえば本当の意味で楽になる事が多いと思います。

 

どの自治体も今の体制に甘んじずに、是非変えていってほしいですよね。

 

先日カナダに引っ越した私の友人が、カナダの動物福祉について教えてくれました。

以下は友人の話の抜粋です。

 

カナダでは、動物虐待への刑罰は重く、動物虐待を犯したものは社会復帰の道はほぼほぼ閉ざされ仕事に就くのもかなり難しくなるようです。
日本ではありきたりの光景かもしれない、夏場、ペットを車の中に放置したり、スーパーの前に犬を結びつけて待たせたり…これらは、全て罰金対象で、それぞれいくらの罰金になるかもしっかり決まっているようです。

 

それから、一番素晴らしい制度だと感心したのが、ペットショップです。こちらのペットショップは、ブリーダーと連携しているのではなく、シェルター(日本でいう保健所です。)と連携しています!
もちろん、ペットショップの動物たちに値札なんてついてなくて、書いてあるのは、その子の名前、性別、大体の年齢、性格、その子がそこに来た経緯、病歴、ワクチン接種の有無、去勢の有無、マイクロチップの有無です。
その子たちを家族に迎えたいとくる人たちには、動物管理局の様な適切な団体からスタッフが来て、面接が行われます。
その面接では、人となり、家族構成、年収、動物に対する考え方等が聞かれる様です。
その面接にクリアできない人は、動物と暮らす権利はないと判断されます。
その面接に通った人たちは、コミットメント料の大体2万から3万円ほど支払い、やっと、その子を家族として、迎え入れられます。

それから、こちらでは、ペットショップや動物病院には、ストアキャットやハウスキャットと呼ばれる、ペットショップや動物病院が正式にお世話をしている猫さんたちがいます。その子たちも、もちろんシェルターから来た子たちです。なので、その子たちのお家は、そのペットショップや動物病院です。
日本では、考えられないことじゃないですか?

それから、こちらでは、飼い猫が食べないご飯(初めて試したご飯の食いつきが良くないとかで余ったご飯です。)は、ペットショップに持って行けば、そこに、シェルターの方も度々来られるそうで、その方たちが持って帰って、シェルターの猫さんのご飯としてあげてくれるそうです。
理想的なサイクルだと私は思っています。

 

と教えてくれました。

 

日本の動物福祉と考えると規模は計り知れないけれど、まだまだまだまだ出来る事はある!

もっと変われる!

変われるって、ワクワクしますね!!!!!!

 

カナダのペット譲渡数

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タッチコンビはいつもめちゃくちゃ仲良し

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