おとちゃんのお届け
雪が舞う中、時折高速道路に積もった雪を横目に、おとちゃんのお届けへ行ってきました。
片道2時間の距離です。
道路が凍っていたりすれば、私は絶対に運転できないので、恐る恐る安全運転で長距離移動です。
おとちゃんは。
朝ご飯をしっかり食べて、のんびりしていた所に、私がナデナデ攻撃を連発するのでご機嫌になっているところをキャリーに入れられました。
おいでも出来るし、抱っこもできるし、とても扱いやすい子なので、準備には何も手間取りません。
キャリーに入ると、怖がりのおとちゃんはいつもと違う様子に瞬時に固まります。
キャリーの隅で丸まっています。
おとちゃんもほぼ鳴きません。
お外に出た時に、一度だけ不安そうに鳴きました。
それだけ。
2時間の道のりなので移動ケージも準備していましたが、おとちゃんの性格からするとキャリーぐらいの少し狭い所にハマっている方が落ち着くだろうと思い、キャリーに入ったまま出発です。
到着するまで、ただじっと固まっているままでした。
お家に着いて、環境確認をすませても、ただただじっとしているおとちゃん。
せっかくなので、皆さんに撫でてもらいます。
おとちゃんは、怖い時こそ、不安な時こそたくさん撫でて安心させてほしいタイプです。
撫で終わったら、まずはケージへ。
隠れ家も兼ねているので、数日はケージでゆっくり過ごせるようになってもらいます。
固まっているおとちゃんを見守りながら、書類や説明をどんどん済ませます。
猫飼い初めてのお二人は、私の説明全部をメモしてくださったのではないかというぐらい真剣に聞いてくださり、たくさん質問もくださり、しっかりとバトンパスが出来たのではないかと思います。
おとちゃんをどうぞよろしくお願いします。
引き継ぎが終わり、まだまだ不安そうな顔のおとちゃんを撫でにいくと、いつものようにお腹を出してコロンとしてくれました。
時折、安心した表情にもなるので、まずは大丈夫でしょう。
おやつの時間にもらったちゅーるは、2.3口はちゃんと食べられました。
ゆっくり、おとちゃんのペースで安心できるお家にしたらいいからね。
とってもとっても怖がりだけど、それ以上に人が大好きで撫でられると大好きが止まらないおとちゃん。
これからは、伸び伸びと愛情を存分に受けて過ごしてね。
本当にありがとう。
これで、CCSは過去最少の7匹となりました。
でも、倉敷市保健所には現在収容されている子がいます。
お外にTNRが必要な子がたくさんいます。
来月には、ベビーラッシュが始まります。
これからの流れをどうするか、今のうちにしっかり練っていきたいと思います。
現時点での譲渡頭数は、1年目の総数を半年の段階で超えています。
色んな地域、お家にご縁をいただきながら、2年目の半年も過ごす事が出来ました。
今後も個々としっかり向き合いながら、猫の、人の、地域のお役に立てるように尽力していきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
縮み上がるおとちゃん
緊張が伝わる〜。。