譲渡契約書
今日は譲渡契約書を作成しています。
「ペットのおうち」にも、サイトからダウンロードできる契約書がありますが、やはりぼんちゃんやその後に続く子達の事を考えると、もっと具体的なものが必要かと思い、作成中です。
里親希望の方にも色んな方がいます。
譲渡される猫達にも色んな子がいます。
譲渡契約書は、猫達を守るためのもの。
あらゆる事態を想定していきます。
まずは、通常の飼育。
ご飯、おやつ、お水、排泄物、遊び。。
引っ掻く、噛む、鳴く、嘔吐、抜け毛。。
猫が当たり前に生きる中で、人間が嫌気がさしたなんてあってはいけない。
そういう人なら里親になってはいけない。
これは、全てが愛おしいものなんですよね、本当は。
私は毎日、うんちを探して見つけるのが好きだし、噛んだり引っ掻いたりした時の傷は、元気いっぱいの証拠と思って、ちょっと誇らしい。
そんな風に感じられる人間ばっかりならいいのにな。
そこから、健康を維持する事も重要。
ケガや病気になった場合に、病院に連れて行く。ちゃんと適切なケアをしてあげる。
それには、ある程度の経済面の余裕や、時間の融通が必要になる。
元気な時は愛情を注ぐけど、そうでなくなったら大好きでいられないなんて、家族じゃない。
それは、本当の愛じゃない。
その子の一生涯を愛してくれる人間ばっかりならいいのにな。
人間にだって色々起きる。
人生だもの。
仕事がなくなるかもしれない。
結婚するかもしれない。
子供が生まれるかもしれない。
自分が健康でなくなるかもしれない。
でも、どんな時でも猫は家族です。
小さな命を、それこそ本当に命がけで守ってあげてほしい。
自分の、家族の都合だけで、命を振り回さないでほしい。
何があっても守り通す、責任感のある人間ばっかりならいいのにな。
人間の嫌な面も考えなくては。
ひつじの皮を被った狼がいる事ももちろん知ってます。
虐待目的、繁殖目的、転売。。。
ここを掘り下げると、人間全部を信用できなくなりそう。。
譲渡契約書を作った理由は、ここが大きいのかもしれない。
大切に保護した子を信頼して譲渡できる人間ばっかりならいいのにな。
2枚に渡る譲渡契約書。
ちゃんと書いたけれど、
世の中素敵な人間ばっかりなら、本当は、
『この子の一生涯、
何があっても愛し続け、
守り通します!』
にサインしてもらうだけでもいいんだと思う。