サビ子の最期
サビ子。
先週、呼吸が荒くなっていたサビ子が、遂に開口呼吸になりました。
そのまま捕獲して、急いで病院へ。
調べてみると、やはり胸水が溜まっていました。
左肺だけで75cc。
胸水を抜くと、呼吸はだいぶ楽になっていました。
そして。
右肺を埋め尽くし、心臓を覆い隠すほどの大きな腫瘍がありました。
先生からももう長くはないとのこと。
次に胸水が溜まってきたら、もう抜く事はしません。
そのまま流れに委ねようと考えています。
ただ、そうすると、サビ子の待っている最期は呼吸困難による死。
苦しくて死ぬのは辛い。
でも、それも含めて受け止めて見届けてあげたい。
病院帰りは少し落ち着いていました
その日は、一晩お家で過ごしました
翌朝の様子から、やはりサビ子は外に行きたそうだったのでリリース。
中の時は萎縮していても、外に出ると元気が戻っています!
それからのケアは栄養価の高いものではなく、とにかくサビ子の好きなもの、食べたいものをあげました。
ちゅーる2本を一回で食べられるまでに回復しています。
でも、あと2週間もってくれるだろうか。
それから、突然サビ子は姿を消しました。
まだ3.4日しか経っていないのに。
そんなに早く最期が訪れたのかと悔やんでいたところ、今日。
またサビ子が来てくれました!
再び開口呼吸。
今度は、目ヤニも鼻水もよだれも出ています。
ご飯は一口も手をつけられません。
ただただ、呼吸をするのに必死。
それでも撫でてあげると、喜んでゴロゴロ鳴いてくれます。
今、サビ子の体温はとても低い。
手作りの毛布を敷き詰めたベッドで入ってくれています。
サビ子の最期の最後まで見届けてあげたい。
少しでも苦しい思いはしませんように。