決断と葛藤
昨日、皆さんに相談した黒猫さん。
今日、引き出しに行く事に決めました。
いただいたコメントにもありましたが、確かにもう決めていたのかもしれません。
ただ、背中を押して欲しかっただけなのかもしれません。
昨夜、実は深夜にめちゃくちゃ嫌〜な事があり、睡眠時間も削られ、明日はもうそんな気分じゃない!と思って眠りにつきました。
でも、朝目覚めると決意は変わらず、やはり早く迎えてあげようと思い、倉敷保健所に連絡をしました。
シャーシャー威嚇がすごいとは聞いていました。
威嚇するのは、一見強そうですが、自分の弱さを隠す行動でもあるので、どちらかと言うと小心者で精一杯虚勢を張っているんだろうと性格を予想していました。
でも、実際引き出したい旨を伝えると、「めちゃくちゃ暴れますよ」と。
今まで、誰も言わなかった新情報がここに来て初めて分かります。
暴れると言う事は、私は人間に対して強い恐怖心を抱いているのではないかと思いました。
全身にかかっている、スプレーペンキ。
考えたくはなかったけれど、保健所に入る前に人間にかなり怖い目に遭わされたのではないかと。
心の傷はかなり深いかもしれません。
もっと早く知りたかったな。
どこの誰の情報にも、やっぱりいい事しか書いてなくて、めちゃくちゃ暴れて、威嚇します!なんて、載ってないんですよね。当たり前かもしれませんが。
でも、それで引き出してみて、思ってたのと違うってなったら、猫が本当に可哀想。
何か、そんな事を考えていたら、早く引き出しの決断をしたのは良かったなと感じました。
ただ。
ここからは、現実問題。
暴れまくるというと、我が家の暴れん坊レジェンドはじめです。
はじめは、捕獲しても、捕獲器ごとゴロンゴロンと回転させ、血塗れになりながらタックルしまくり、捕獲器の取手を持とうもんなら、全力引っ掻き、噛みつき攻撃でえらいこっちゃになった経験があります。
暴れると言う事は、はじめレベルと仮定すると、今キャリーに入るタイミングを逃すと、数ヶ月は病院に行けません。
口コミもかなり良さそうな、ある病院に問い合わせます。
「暴れるなら洗濯ネットに入れてもらわないと無理です」
保健所では洗濯ネットに入れるのは無理だろうとの返答。
保健所からの引き出しの旨や、事情を全部説明します。
そして、注射が可能なケージ型キャリーがあるので、それで何とか麻酔を打って、血液検査や健康診断をしてほしいと伝えても、
「時間もかかるので、無理です」
「見て出来るかどうか判断してもらえませんか?」
「見るだけになるので、意味はないですよ」
と。
動物病院はボランティアではありません。
お一人でされてたりとか、予約いっぱいのところとか、それぞれに色んな事情があるのも分かります。
ただ、動物を診る気がない動物病院がある事に愕然としました。
でも、そんな病院を相手にしているわけにはいかないので、他のどこかちゃんと、暴れん坊でも診てくれる所を探します。。
そうそう。
そして、保健所から今朝、その黒猫さんから条虫が出たとお話がありました。
条虫とは寄生虫の事です。ノミやダニ、カエルやヘビ色んなものを媒介して、それを食べることにより、野良さんはお腹の中にいっぱいいる事がよくあります。
ずっとお腹にいて気持ち悪かっただろうに、黒猫さんも耐えて頑張っていた事を知りました。
でも、何と!倉敷保健所で、駆虫薬の注射までしてくださっています!有り難い!!
早ければ今晩、明日には条虫が堕ちてくるでしょう。
そんな事も色々相談できる動物病院が、やっぱりいいな。
とにもかくにも、今から!
黒猫さんのお迎えに行って参ります!!!
これは、今朝の香箱座り行列
サービスショット