行動療法
私はしばらく前から、動物看護師、介護士の勉強をしています。
怪我や病気のケアの仕方等が幅広く学べます。
元々知っていた知識はより具体的に学べ、初めて知る内容は新鮮で、つい集中し過ぎてしまう事があります。
ただ、動物の心の病気にはほぼ触れられていません。
でも、動物にももちろん心があります。
だから、心の病気だってあるはずなのに。
そこで。
心の病気を専門にしている友人に相談しました。もちろん、専門は人間ですが、動物にも効果的な治療を教えてもらいました。
私のやる事は決まりました。
今はまだ、きいちゃんは体調面(感染症と血液異常値)で心配があるので隔離は解けません。
でも、ケージの中だからこそ、今のきいちゃんでも私との接点を結びやすく、私もコントロールができる環境。
ここで、行動療法をまずは取り入れていきます。
もちろん、きいちゃんの自由な時間(日向ぼっこしたり、ベッドでゆっくりしたり)も十分に確保します。
バランスは大事。
欠かさず継続するのも大事。
そこでふと、体調面がある程度回復したら、病院の先生にも相談して、血液検査と同時に不妊手術も実施して、術後の回復までは隔離にしてもアリかなと思いました。ちょっとだけ隔離期間を延長させて、それ以後の病院へ度々行くストレスを減らす目的です。
そこまでの間の行動療法で、すぐに成果は出ないと思うけど、術後回復したら、ケージを開放。
きいちゃんの自由を広げて、行動療法も継続させる。
保護施設として、ケアをするからには、今までの私みたいに何となくの経験による勘だけじゃなく、確立されたものにしたい。
多分、最初の方のブログにも書いたかもしれないけど、私はスタッフや後継者も育てていく必要があると思うから。
ふさたろうやはじめだって、心が傷付いていた。でも、多分これが正解!と思うやり方でやってきて、今では表情豊かで、ふさたろうはいつの間にか甘えん坊で、はじめは私の後をいつも付いて来て、色んな事を喋ってくれる。お客さんにだって、対応できるようになってる。
これが、確固たる方法としてできたら、めちゃくちゃ強い。
きいちゃんみたいな子も、1人じゃない。これからもっと出会うはず。
そのためにも、今、やるべき道を進みます。
きいちゃんを、必ず笑えるようにします。
きいちゃんが見せた、手足を思いっきり伸ばしたお昼寝。あの時のリラックスした表情。
突破口は見えています。
今はやるのみ!!!!
トイレで日向ぼっこ
これぞ、コタツの使い方