トイレトレーニング 〜大人編〜
トイレ敷き詰めケージに隔離状態から、少しの間隔離された部屋内に出てみる。
他の場所でトイレをしたそうにしないか、文字通り四六時中目を離さない。
隔離部屋は布類もあります。
つるつるの床もあります。
強敵揃い。
でも、粗相なし!
それどころか、おトイレがしたくなったら自らケージに戻ってきちんとおトイレが出来ました。
今度は部屋替えです。
もっと広い部屋でチャレンジ。
時間も長くします。
一度の粗相もなく、きちんとトイレに行ってしっかりできています。
そこからはケージではなく、その部屋内で経過観察。
これは当分の間継続です。
お留守番トレーニングは。。。
多分、この期間では無理!
この月齢をしっかりと兄弟達と遊んで過ごし、まずは健やかな精神を作る事に専念します。
1人でも大丈夫になれるようにするには、やはりお届け後、里親さん達が頑張ってやっていくところかな。
それが、子猫を迎えると言う事。
それが、子猫を迎える大変さ。
一方、題名の大人編トイレトレーニングについて。
子猫のトイレトレーニングは比較的簡単ですが、大人になってからの粗相は本当に頭を悩ませます。
今回、老猫の粗相は該当しません。
成猫に関しての話となります。
と言っても、これまで問題なくトイレでできていた6ヶ月齢ぐらいからの子が対象になります。
6ヶ月齢ぐらいから猫は早ければオスメス共に発情するようになります。
粗相を防ぐには、前提として発情前に去勢不妊手術を済ませておく事。
これで、90%以上は防ぐ事ができます。
我が家のはじめ先輩は、私が保護した時にはすでに8ヶ月齢を過ぎた頃。
恐らく発情を迎えた後だったのでしょう。
何も対策をしなければ、粗相のオンパレードです(笑)
手術が終わっている子として、それでも粗相がある場合、ここからは手を変え品を変え、あらゆる対策を取り、どれがその子の改善にハマるかやってみるのみです!
そして、重要になってくるのは粗相した状況をじっくりと観察すること!!!
では、行きます。
まずは、トイレの何かが気に入らない場合。
1.トイレ掃除をこれまでよりマメにする
2.トイレの数を増やす
3.トイレの種類を変える(大きさ、システムトイレから通常トイレ)
4.猫砂の種類を変える(小粒にする、中粒にする、匂いのついていないものにする、素材をかえる)
5.粗相をした場所にトイレを移動させる
これならば、トイレ環境を整え直すだけで改善されるのでやってみる価値アリです!
次に、病気の場合。
粗相していない時も含めて、トイレに行く回数、量、色、匂い、挙動を必ず観察する。
量が少ない多い、どちらも病気の可能性があります。
頻度が多いのもそう。
色や匂いも要チェックです。
判断が付かない場合でも、一度病院で診てもらったら、可能性の一つが排除できます。
病気であれば、治療あるのみ!
そして、マーキングの場合。
これは厄介。
我が家のはじめ先輩はバッチリこれに当てはまります。
やるべき1番のポイントは観察!
まずは、どこにするか。
玄関や入り口付近、窓際。
こういった所が多ければテリトリーのアピールをしています。
カーテン等にかけるようにしてみたり、高い位置にする事もあります。
こうなれば、まずはやる事は匂いの徹底除去。
我が家では、猫ピタを使っています。
猫ピタ自体がかなり臭いので(笑)、どっちがマシか?みたいになりますが、少しすれば猫ピタの匂いは消えます。
通常の物では匂いが消えないので、重宝しています。
これは事後処理なので、マーキング習性は改善されません。
習性を抑えてくれる可能性があるのは、フェロモン製剤のフェリウェイを使用してみる。
我が家では、大体これで落ち着きました。
他にも、マーキングを始めるようになったのはテリトリーを守らなければと思う何かがあったはずです。
例えば、窓から野良猫が見えたとか。
とすると、1階の窓の下部分は目隠しを貼り、見えにくくする等。
原因除去と対処療法どちらも必要になると思います。
最後に、謎の場合。
これは、お手上げです!
事後処理をし続けるのみとなります。
トイレが出来るようになった後から粗相が始まるのは、本来何かしらの理由があるはずです。
しっかりと観察して、理由に適した対応をするのが1番の近道かなと思います。
子猫のお守りは大変よー
寝落ち寸前の琥珀
寝落ち!!?