蕨のお届け
ミーンミンミンミンミン
遂に、ミンミン蝉が鳴き始めました。
でも、まだウグイスも鳴いています。
雨天続きだった中の突然の晴天!
これは暑い!
雨の蒸し蒸しも辛いけれど、カンカン照りもキツい!!!
そんな中、車中涼しさ満点の中、蕨のお届けです。
蕨も琥珀同様、車で移動が始まると途端に大合唱。
1時間強のドライブ中、エンドレスに叫び続けます。
鍵尻尾ブラザーズはとにかくドライブが大嫌いのようです。
移動は速く、休憩も入れつつ、声かけもしつつ向かいます。
蕨のお家は先住猫さんが居ます。
先住猫さんがいるお家では、通常1週間のトライアル期間から顔合わせの期間を足して、2週間がトライアル期間となります。
お家に着くと、先住猫さんが寛いでいます。
「蕨はどこに放せば良いですか?」
「あ、ここへ。」
おっと。。。
先住猫がいる場合、先住猫のためにも新入りさんのためにも、いきなり同じ部屋にで自由にさせてはいけません。
先住猫は、知らない猫が家に来れば自分のテリトリーが侵されたと警戒します。
新入りさんは、まだそもそもお家の環境に慣れておらず、顔合わせよりも何よりも先にご飯、お水、トイレが出来る様にならなければいけません。
事前に伺うと、質問や不明点はないとの事でしたが、もっとツッコんでグイグイ聞くべきでした。
お友達に大丈夫じゃない?と言われたので、気にしていなかったと。。。
念のため、キャリーに入ったまま蕨と顔合わせさせてみると、案の定シャーの洗礼を受けます。
それ自体は案の定と言う所ですが、今は時期尚早。
急遽、今後のタイムスケジュール、手順をお伝えし、最初に蕨が落ち着けるように隔離できる部屋を準備していただきます。
まずは、最低限のご飯、お水、トイレを部屋に置きます。
蕨は新しい場所で早く出たくて、ずっとキャリーをカリカリしています。
事前の打ち合わせはもっと重要だな。。。
猫を飼っている=知っているではないと、理解していたはずなのに。
本当に反省です。
そして、準備が整い、蕨を解放!
やっと解き放たれ、お部屋散策開始です。
好奇心旺盛な蕨は早速ウロウロしてみたり、ご家族にナデナデしてもらいに行ってみたり、不安そうな声は出すけれど、比較的早くに慣れてくれると思います。
しっかりご飯を食べて、お水を飲んで、トイレが出来るようになってから、段階を経て先輩猫さんとも触れ合い、皆んながストレスなく、違和感なく馴染んで行ってくれたらと思います。
猫同士をスムーズに仲良くさせるのも人間が主導しなければいけません。
少しの工夫でより良く出来る事は惜しまずする。
頭数が増えるので、単頭飼いよりも気を配らなければいけない事が増えるのは当たり前です。
1匹と2匹は単純に倍になったわけではありません。
1匹だけでは起こり得なかった事が2匹になると山程発生します。
それを踏まえて準備をし、対策していく。
私も多頭飼いになる方には、今後もっときちんと事前の擦り合わせをしていかなければいけないと、本当に勉強になりました。
初めて飼う時の注意、頭数が増える時の注意、他の動物と暮らす時の注意、それぞれの状況に合わせて、事前確認ポイントをまとめていこうと思います。
うーん、まだまだ考える事がありますね!
お家へ行ってきます♪