なっちゃん、腎不全末期。
ここ2日ほど、なっちゃんがご飯を食べなくなりました。
じっとしている事が増えていたので、病院へ連れて行くと、腎不全の末期。
あと1週間が山場。
1ヶ月は厳しいだろうとの診断でした。
あまり状況が飲み込めませんでした。
だからこそ、冷静に話が聞けたようにも思います。
こんな状況になるまで、私は気付けませんでした。
なっちゃんは我が家で引き取る前に、さくら猫として避妊手術を受けています。
その時から痩せていて、おそらくは腎不全になっていた可能性が高いとのことでした。
元々が子猫サイズの本当に超小柄で、華奢ななっちゃん。
ご飯の時は自分の子供達を優先してご飯をあげ、自分は後回しにしていたというなっちゃん。
立派な母猫として生きてきたと聞いていたけれど、本当はその時から体の不調はあったのかもしれない。
引き取ってから5ヶ月ぐらいは、触る事はおろか、間近で観察する事もできず、ここ2ヶ月ぐらいでやっと少しずつ撫でられるようになってきたところでした。
かっちゃんとだいちゃんの事が大好きで、それこそ3.4日前には追いかけたり、高い場所で一緒に寝ていたり。
うちに来た時から、一歩引いて皆んなを眺めているような子だったので、落ち着いた性格の大人な子なのだと思っていました。
病気だと気付けるポイントはなかったのかと言われると、個性の問題ではなかったのかとしれないと思う点は多々出て来ますが、決定的な事がなかったため、どうしても気づけなかった。
でも、そのせいでこんなギリギリの状態になってしまった。
ここ2日で、ご飯を食べなくなり、トイレの回数も極端に増え、病院に行った時には、脱水と貧血が酷い状態になっていました。
慢性的に緩やかに症状が酷くなっていて今に至るとの事でしたが、ここ数日の変化は如実に感じます。
病院で、血液検査、鎮痛剤、点滴、ビタミン注射をしてもらいました。
が、先生からは治る見込みはないので、どういった最期にするか決めてくださいと言われました。
点滴もせずにこのまま看取るか、毎日点滴をして少しでも延命させるか。
最後の最後まで負担をかけて嫌な思いはさせたくないけれど、今すぐに何もしない決断も出来ませんでした。
なので、自宅で点滴できるように6日分の輸液をもらって帰りました。
また、決断をしなければいけない。
病院から帰ったばかりのなっちゃん
急激に弱っています。
今日は自宅で点滴。
じっとしているばかりではなく、案外うろうろとするので、点滴中も逃げようとします。
でも、頑張ってくれました。
今日の点滴後
今までもう十分に頑張ってきました。
嫌々ながらする点滴もなっちゃんには負担になります。
このままご飯が食べられなければ、今週もつかどうかです。
点滴と痛み止めの効果で少しずつでも食べられるようになれば、まだ少し先があります。
6日分の点滴を使い切り、食欲が戻らなければ、あとはなっちゃんの生涯を負担なくゆっくりと過ごしてもらおうと思っています。
こたつでぬくもるなっちゃん
なっちゃんのサイズ感
実は年齢がいっているかもしれないと言われました
4日前のなっちゃん
皆んなとお外を見ていました
気付いてあげられなくて、本当にごめんね。