腎不全について考える。
改めて、腎不全(慢性)について考えてみようと思います。
腎不全:腎臓の機能が低下し、血液中に老廃物が溜まって、色んな臓器の働きに支障をきたしている状態
症状は、元気がないとか、食欲がない等ありますが、1番分かりやすいのが多飲多尿。
なっちゃんもしっかりとお水は飲んでいました。
でも、多飲している様子はそんなに感じられず、よく飲んでるなーと思う時はあれど常に飲んでいるような様子ではありませんでした。
気付けたのは、多尿。
なっちゃんは元々の大きさが我が家にいるオスの成猫の1/3ぐらいしかありません。
いつもおしっこもピンポン玉ぐらい。
それを1日に何個も発見するようになり、多くない!?!?って思ったのが、一つの気付きでした。
そこからすぐに食欲が急激に落ちかけた時には、腎不全の末期で1週間もつかどうかと言われました。
腎臓は一度壊れると戻らないので、治る事はありません。
慢性の腎不全の場合、3ヶ月以上ゆっくり時間をかけて進行するので、顕著な症状を確認した頃には覚悟を決めなければいけない状態になっていると思います。
腎不全と分かれば、出来る事は毎日点滴をして、流れ出てしまう水分を体に入れてあげて延命するのみです。
ご飯も食べられなくなると、なおさら極めて厳しい状況になります。
でも、なっちゃんを見ていて、ずっと両極端の考えが戦い続けていました。
毎日点滴をして耐え難い乾きを少しでも軽減してあげたい。
少しでも良い状態を保って、1日でも長く命を繋いでもらう。
でも、そうでなくても体中がしんどい中、理由もわからず毎日針を刺され、数分は保定され身動きが取れなくなる。
逃げようとしても逃げられない。
どっちが幸せなんだろう。
すんなりと点滴を受け入れてくれる子なら迷いはないかもしれませんが、弱った体にも関わらず逃げようとしているのを捕まえてまでする点滴には、疑問を感じてしまいました。
自然に生きているのなら、苦しくても抗う事なく枯れていくのが1番本人は楽なのではないかとも思います。
何が正解なのかは、1番その子の個性を知っている飼い主さんがその子の望む方法を選択してあげるしかありません。
その時に、飼い主さん自身の感情を抜きにして考えてみてあげてください。
どんな選択にしても、後悔や悲しさしかないですが、その中でも猫自身が1番楽な道を選択してあげられたらと思います。
良ければ、何かの参考にしてみてください。
なっちゃんの最期をまだ思い出にもできないような中、今度はたっちゃんに異変が。。
1週間前から、右後脚がゆらゆらして定まらなくなりました。
操り人形の足のようにふにゃふにゃとしている感じです。
引き摺るでもなく、持ち上げるでもなく、軸がなくなったような。
病院で、レントゲンで骨折や脱臼、筋肉の状態、血液検査でカルシウムや肝臓等の数値、血栓の確認、ウイルス検査、症状の可能性になりそうな検査は出来るものを全部しましたが、原因は不明。
それでも、症状としては段々と悪化しているようにしか見えません。
でも、何も分からない。
現状は何も分からないので、安静にして経過観察をするのみです。
何も分からないというのも、本当に辛いです。
食欲はあり、お水も飲んで、排泄もできて、歩く事もできます。
明らかに違うと分かっていながら、なす術のない状況は心を保つのに必死になります。
どうかどうかたっちゃんが元のように元気に歩けますように。
もし、症状に心当たりがある方がいらっしゃれば、情報をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。
寝ているたっちゃん
検査中
おまけは、幸せを呼ぶおまちゃです