なっちゃん、お見送り。
昨日、21:05ごろ
なっちゃんが息を引き取りました。
昨日の早朝から息が極めて細く、体を支えることができない状態でしたが、丸一日もの間、すごく逞しく、すごく穏やかに頑張ってくれていました。
最後の最後まで、苦しむ様子はほとんどなく、ゆっくりとゆっくりと呼吸をしていました。
おそらくここ数日は、まともに寝る事も出来てなかったんだろうと思いますが、日中は何度か穏やかな呼吸で寝れていた様子もありました。
枯れかけている体にも関わらず、2回も自らトイレに行こうと体を持ち上げて、介助するときちんと排泄していました。
本当にえらい。
猫って、凄い。
もうほとんど動けなくなって横たわるしか出来ない状態になっても、寝返りを打とうと何度も何度も体を動かそうとして、向きを変えてあげると、また少し穏やかに呼吸をして。
他の皆んなもかわるがわるなっちゃんの様子を見に来たり、挨拶をしたり。
途中、私がなっちゃんの手に触れていると、ぎゅっと握り返して離してくれない時もありました。
今まではちょっと撫でるのが限界だったなっちゃんが手を握ってくれて、なっちゃんがたくさんのありがとうをくれているように感じました。
そばにいて、ただ手の温もりを全身に伝えて、撫でてあげるしか出来なかったけれど、なっちゃんの最期の時をずっと一緒に過ごせたので、私自身もしっかりと受け止められたように思います。
結局、6日分の点滴は1日分しか出来ていないけれど、それよりもしっかりと向き合えた事が良かったと思っています。
そして、今日。
なっちゃんは大好きだったご飯とお花に包まれながら、火葬場へ。
お別れの挨拶は、ごめんねじゃなくてありがとうをたくさん言って、見届けました。
本当に生後4.5ヶ月ぐらいの子猫のような小さな体で、母でもあり、大人の落ち着きのあるなっちゃん。
遺骨ですら、若々しいところと歳を重ねているようなところとさまざまで、結局最後まで年齢不詳のミステリアスななっちゃん。
うちに来てくれてありがとう。
一緒に過ごしてくれてありがとう。
頑張り屋さんのなっちゃん
今朝は全員がお外を見上げていました
たっちゃんも見ています
最後に遺体の写真があります
ご注意ください
今まで本当に
ありがとう