地域の変化
昨年の話ですが、地域猫活動のとっかかりとして、私は近くに住む猫達の去勢手術を実施し、全地区に回覧板で結果報告をしました。
手術が完了しさくら猫となった子達は、地域の住人全員でお世話をしていきましょうと。
地域猫活動の説明会を実施する予定にしていますが、コロナの影響で現実にする事は未だできず仕舞いです。
そして、その頃から皆んなが我が家にご飯を食べに来る回数が極端に減っていました。
顔は見せに来ても、ご飯には手を付けない。
そんな事もザラにありました。
でも、皆んなは逆に心配になるぐらい丸々していっている。
腹水か?と思って触ってみたり、簡単な健康チェックをしてみても、皆んな至って健康。
ただの食べ過ぎか?
でも、どこで?
と思っていた所、先日やっとそのご飯場を見つけました。
何と、我が家の目と鼻の先。
紙皿がコロンと置いてありました。
どおりでその近辺に最近猫達が集合するわけです。
私が地域猫活動の発端で告知した事により、何かしたいと思ってくださる方が現れたのだと思います。
とても嬉しい。
興味の発端になった。
でも、同時にきちんと説明ができていない中、心配事も多くあります。
まず、地域猫が太り過ぎな事。
あげればいいのではなく、体調管理をしてあげないといけない。
可愛いからと言ってたくさん食べされるのは、ただの人間のエゴだと思っています。
しかも、何のフードをあげているのかとても気になってしまう。
また、その場所以外で空き家の庭先でも同じ紙皿を見つけました。
そこには勝手に入って置いたのだろうか。
紙皿がずっと置きっぱなしなのもとても気になる。
猫は良くても、そこに住まう皆さんの迷惑にならないだろうか。
片付けできない理由とは?
家猫、地域猫に関わらず、お世話をするという事は、ただ可愛がってご飯をあげる事ではありません。
冷たく聞こえるかもしれませんが、個体管理が必要です。
ぶくぶく太らせるとそれは結果として猫の寿命を縮める事になり、病気も引き起こします。
病気になって辛いのは猫。
また、お世話したい気持ちは是非皆さんと共有して欲しい。
誰かだけの負担になってもいけないし、誰かが良く思っていないのもいけない。
お世話したい気持ちがぶつかりあってもいけない。
人同士も猫と人も共生できる関係であって欲しい。
何かしたいという発端の気持ちが、きちんと正しい方向性で活かされますように。
興味を持ったなら、次は正しく知る事から始めてほしい。
私の願いはどうやら尽きる事がなさそうです。
おまちゃは隠れハートの持ち主
おーちゃんさんより、ご支援をいただきました!
本当にありがとうございます!!!
大切に使わせていただきます。